プロジェクトストーリー
半田ごてからの快進撃!進化する溶着システム
溶着機第1号の開発ストーリー
他製造業者様にむけた加工機や各種装置の開発‧製造‧販売 を行う当社では代表的な自社開発装置「インパルスウェルダー」と「フラットフュージョンシステム」が創業以来60年以上のプラスチック加工実績に支えられたノウハウから誕生しました。
かつて社内の電子部品ラインでは、半田ごてを使って溶着を行っていましたが、手作業のため品質安定性の確保が課題となっていました。 そこでライン内でこの課題改善に向けた取り組みができないかと、設計や試作を重ねて完成したのが、インパルスウェルダーの第1号です。
樹脂の加熱‧冷却を自動化することで、溶着の安定性を実現。その後、市場に出回る樹脂の種類も増え、溶着の品質も重視される中、自社商品として販売されるまでに大きく進化を遂げました。
変化に対応する、不変のプライド
装置設計・製作チームには、何よりも重要な責務があります。それは、お客様の生産手段を考え、一緒に実現するという事です。機構チームリーダーの高瀬は、『唯一無二のマシンを創造する』というプライドを持ち、お客様の期待を超える装置の実現に向け、日々仕事に励みます。彼曰く、「マシンが完成し小気味いいリズムで動き出し、思い通りに稼働したときは、自然とみんな笑顔になるんですよ!」自らの手掛ける装置に愚直に向き合うからこその、安堵と喜びの笑顔です。入社以来、装置設計・製作一筋の高瀬。「何かと変化の多い時代ですが、これまでと変わらず、自分もお客様も自然と笑顔になる装置を考え続けていきたいです」将来の目標もシンプルに一筋です。
技術者のマインドが未来を拓く
オーダーメイド装置の受注が多く、設計から最終チェックまで一貫して担当。お客様からの様々なご要望にお応えし、装置がきちんと動作するまで試行錯誤し完成させます。常に課題と向き合って考え続ける大変さはありますが、技術者としての達成感は言葉で表しきれません。電気‧機械に関する素養もさながら、何より『粘り強く最後まで取り組めるか』が全てです。その様な試行錯誤の中から新技術の誕生や、他の樹脂製品への応用技術が発見につながることもあり、自社開発‧製造の面白さです。
今後は新分野への販売網拡大も進める姿勢で、ファクトリーオートメーションが進む昨今において市場は広がり続けており、限りない世界にむけての挑戦は続きます。
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